毎年7月7日頃
付近には、全国的にも珍しい鳴き砂の浜「十八鳴浜(くぐなりはま)が存在する。ここは、長さ200m、幅30m程の砂浜であり、90%以上の純度の石英粒が擦れ合あい、「キュッキュッ」「クッ、クッ」と不思議な音がすることから、この名が付いた。標高235mの亀山山頂にはリフトで登れ(4月初旬から11月下旬)、ここからの眺望はリアス式海岸の醍醐味、壮大なパノラマ図を十二分に堪能でき、訪れた人を例外なく感動させる。大島には旅客船・カーフェリーで渡るが、追いかけてくるウミネコの群れにエビセンを放ると、空中で見事にキャッチし、また直接餌付けも楽しめる。
「島の体験館」という施設が島内に設置されており、専門知識を有したインストラクターにより「植物プランクトン観察」「ホヤの生態観察」「海藻紙・貝殻アクセサリーづくり」などの体験学習を実施している。 この他にも、島の体験館や地元観光協会による島内での各種体験メニューがふんだんに用意されている。→「おいしい体験」ユズ入りアイスクリーム/トコロテン作り、さんまクン(くんせい)作り、イカ塩辛つくり、「海の生活体験」地引き網、ワカメ刈り、養殖いかだ観察、元マグロ漁師の体験談、「レジャーアウトドア体験」無人島探検、大島外洋遊覧、磯釣り、舟釣り、キャンプ野外炊飯、大島巡りサイクリング等。
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陸中海岸国立公園の気仙沼湾に浮かぶみどりの真珠と称される「大島」にあります。沖合にある大前見島と小前見島が風波を遮り、穏やかで安全な遠浅の海水浴場として親しまれています。小前見島に小舟で渡り、無人島探検、磯遊び、釣りが楽しめます。
慶長16年(1611年)、伊達政宗公の命により港の探索に訪れたイスパニアのセバスチャン・ビスカイノは、著書「黄金島探検」のなかで、キリスト教聖人の名をとり、ここ大島を「サンタ・カタリナ島」と名付けた。亀山中腹にある「大島神社」は、1,000年以上前に開かれたと伝えられており、金華山以北では最も重用視される延喜式内社と云われている。
大規模清掃: 地元観光協会、自治会、小中学校、清掃車によりそれぞれ年1〜2回ずつ。 小規模清掃: 毎日2回程、監視員がゴミ拾いを実施 島民有志で立ち上げたNPO法人「大島大好き!」が、住民参加型の空き缶回収システムづくりの取り組み始めた。また同法人は地域循環型社会の形成を図るべく、休耕地に菜の花を植え景観を美化するとともに、収穫した菜種から食用油を抽出のうえ、油かすは肥料に、廃食油はバイオディーゼル燃料として現在数台で実験走行中。好結果を得ており、いずれは旅客船や漁船、バス、タクシーの燃料としての普及を目指している。 |