


生活用水の100%を地下水で賄う水の郷。六嘉湧水群は大規模な湧水群の総称で、特に浮島は、日量13万トンの質の良い豊富な湧水量を誇る。また、多くの住民が水質・環境保全活動に関わるなど地域の憩いの場として活用されている。

古くから生活用水、農業用水して利用され、また、各湧水の洗い場は住民の交流の場でもある。また「嘉島湧水天然プール」は、湧水の中に作られている全国でも稀なものであり、現在も、夏期には町内外から多数の涼を求める人々で賑わっている。
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1日の湧水量:35万トン

浮島について、当時(長保三年)の領主は、ある夜神のお告げで北方の山麓を掘ったところ、清泉が二ヶ所より湧出したので、更に開鑿を進めて約2.5ヘクタールの池が完成したとされる。

水辺の清掃や植栽、機関誌の発行を行い、絶滅危惧種等が生息し続けられる環境とともに河川・湧水群の景観美が保つ活動を行っている。
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