


市街地に位置する本湧水は、市の史跡に指定されており、古くから広く飲用に利用されてきた。毎年正月には、年男・年女が湧水を汲んで無病息災や五穀豊穣を祈願する行事があるなど、地域に溶け込んだ存在となっている。

汲んで持ち帰る人も多い。
また、伝統的な水利用は、毎年正月7日に、その年の年男・年女が泉から湧き出る若水を汲んで、一年間の無病息災や五穀豊穣を祈願する行事がある。樽に汲まれた若水は、子供たちにより台車で市内の神社に運ばれ奉納されている。かつてこれを「若水取りの神事」といったことからこの辺りの地名を「若水町」と呼ぶようになった。
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1日の湧水量:20トン

この辺り一帯に清水が湧き出る広く深い淵があり、神竜が住むといわれていた。干天続きの時は農民が笹ヶ峰八合目の日月の神水を汲んでこの淵に投入すると雨を恵んでくれると伝えられている。

樹木剪定を年2回、除草・清掃・池掃除・花壇整備等を月3回行っている。
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