


楠井の山麓から湧き出ており、いかなる干ばつ時にもその水量が減ったことのない古くからの霊泉である。地元では、「お前泉」とも呼び親しんでおり、由来の石碑を建てたり、常に清掃するなど、清登な水の保全に務めている。

地域の住民が料理や飲用(コーヒーやお茶)など、日常的に利用している。また、茶の湯にもよいため、茶会の際にくみに訪れる人も多い。
毎月20日には薬師如来の祭祀がとり行われている。
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1日の湧水量:9,6トン

薬師如来が現れ、手に持った杖で掘り下げたところ泉が湧き出たという言い伝えがあるため、その昔は、泉のほとりに建立した薬師如来を安置する御堂を山伏がお守りしていたという言い伝えがある。

楠井の地元住民の手で湧水周辺の整備をおこない、その後、隣に薬師如来を祀った御堂を建立した。落ち葉が多いため、御堂に御参りにきた地元の住民(特にお年寄りの方)が自然発生的に取水口周りを清掃するようになり、毎日の清掃をかかさず、年に2回程度の水質検査もおこなっている。
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