


近隣の飲料水の水源として用いられる他、水質の良さから醤油造の水としても大切にされている。保全活動も盛んに行われており、地域住民による湧水周辺の清掃活動や、松苗の植樹が行われている。

現在50戸が簡易水道として利用している。
また古くから地元の酒造や醤油造に使用され現在に至っている。
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鉄分はなくPHが7.3〜7.7の中性で、飲料水としては出雲保健所管内で最も水質が良い。
1日の湧水量:100トン

約250年前(1760年頃宝暦年間)井上恵助翁が私財を投じて15年に渡り苦心惨たん白砂の砂丘に松苗を植え植林に成功した。そのお陰で青松が繁茂し水持ちが良くなり、大干魃にも水が切れる事はなかった。無限の水である。
井上恵助翁没後、毎年8月6日に翁を偲び讃える夏祭りが開催されている。

砂子田水道組合を中心に高松地区のボランテイア団体も湧水群周辺の草刈や水汲み場の清掃を励行している。
特に砂子田水道組合は、日常的に周辺の清掃美化に取り組んでいる。
平成14年からは湧水群周辺はもとより浜山公園全域の植樹を、行政、地域住民及び児童生徒により毎年行っている。今年度は松苗に松露菌の付着したもの1000本を植樹し、松露の繁殖が期待されている。
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