「布勢の清水」は、古くから地域の暮らしに密着し、環境省の「水・土壌環境保全活動功労者表彰」を受賞するなど、保全活動も長い歴史を持つ。また、本湧水池には東屋が設置され、気軽に休憩できるようになっている。
古くから生活用水、農業用水として利用され、明治42年には、この清水を利用して町内でも初めての水道が住民の手によって敷設された。また、旧気高町時代は、町簡易水道の水源としても利用されていた。現在は、地元民が新設された県道の傍までパイプを敷設し多くの市民等が利用出来るよう配慮している。
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1日の湧水量:7,500トン
その昔、この地を治めていた鹿野城主亀井武蔵守茲矩が「その清冷さ氷のごとき」と称賛し傍らに涼亭を設け、夏の日には日毎に納涼されたとされている。
近年は「清水の恵みを守る会」を中心に、布勢の清水、布勢平神社一帯の清掃を実施。また、春と秋には池の清掃も行なっている。
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