


落差133mにもなる、日本一の直瀑である。一帯の寺社とともに世界遺産に登録されている。また、原生林などの自然環境にも恵まれ、照葉樹林やシダ植物なども豊富である。

水道水や農業用水等の生活用水として利用されている。
また、那智の滝自体が神社(飛瀧神社)の御神体であり、この滝を崇め、その上には注連縄が張られているのを仰ぎ見ることができる。毎年7月9日と12月27日の2回、古来からの神事にのっとり「御滝注連縄張替行事」が行われている。
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青岸渡寺開祖と伝えられる裸形上人をはじめとする宗教者たちのほか、花山法皇も二の滝の断崖上に庵を設けて、千日瀧篭行をしたと伝えられている。

源流域はすべて保安林に指定され、山林所有者により適切に管理されている。
また、熊野那智大社などにより定期的な清掃も行われている。
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