


室町時代、この地を統治していた赤松義村が定めた播磨十水のひとつと伝えられ、峠を越える人々の渇きを潤した命の水であった。また、県道加美宍粟線沿いには「新松か井の水公園」も整備され、阪神間からも多くの人が訪れている。

都市部から喫茶店や居酒屋のオーナーらも訪れ、コーヒーや焼酎・ウィスキーの水割り用の水などとして利用されている。
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1日の湧水量:30トン

室町時代末期に播磨の国を支配していた赤松義村が定めた「播磨十水」の一つ。(出典:播磨鑑)。峠越えのとき、動けなくなった人もこの水を飲めば回復したという言い伝えがある。

地元奥荒田地区では昭和63年から今日まで、年5回の清掃・植木の剪定作業を続けている。これらの活動により、水質が向上し、周辺の環境美化に貢献している。
また、環境への意識が高まり、毎年5月には地区住民総参加のクリーンキャンペーンを実施するに至った。
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