日本書紀や古事記に日本武尊が傷を癒すために用いたと記される湧水。また、居醒の清水を源流とする地蔵川には希少な魚ハリヨが生息。湧水に揺れる梅花藻を見に多くの観光客が訪れる。
水道が完備される昭和37年以前は、各家に設けられた井戸水とともに飲料水として利用されてきた。
また、夏場には野菜洗いや自然の冷蔵庫として、お茶、スイカ等を冷やすのに利用されている。
また地蔵川の水を引き込み、鱒の養殖が行われている。
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水温が年間を通じて12.3〜15.0度。1日の湧水量:約1・5万トン
「古事記」、「日本書紀」にも記載されている日本武尊が伊吹山の荒ぶる神の毒気にあたったとき、その高熱を源流の水で癒したという「居醒清水(いさめのしみず)」、「居醒の泉」と記載されている。
地域住民により河川掃除を実施されている。
古来より歴史ある地蔵川は『みんなの川』という意識が強く、川を汚さない、水を汚さないという気持ちや心構えから、現在においても清流が維持されている。
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