


針江地区を流れる安曇川の伏流水が湧出しているものであり、川端(カバタ)とよばれる仕組みを用いて暮らしに利用され、この地域独特の川と生活が密着した美しい風景を作り出している。

川端(かばた)と呼ばれる方法で水利用を行っている。まず、各家庭の元池(もといけ)から湧き出した生水が壺池(つぼいけ)に入り、その水は料理、野菜洗い、洗顔に使われた後、端池(はたいけ)に流れこみ、そこではたくさんの鯉を飼い、鯉が料理の残飯などを食べて水が浄化された後は家の前の小川に入り、やがて琵琶湖に流れて行くという仕組みである。
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1日の湧水量:3,500トン

実行委員会の目的は、来訪者を案内することも目的ですが、来訪者の目をとおして、生水とカバタのシステムのすばらしさを地域の方に再確認していただき、未来に引継いでいくことを目的としています。
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