日本有数の渓谷美を誇る渓谷のひとつ。滝や淵が連続している渓谷に沿って遊歩道が整備され、手つかずの大自然や見事な景観を楽しめる。また、急峻な地形を流れる清澄な水は、市民の暮らしを今でも支えている。
隣接の甲州市の飲料水や桃・葡萄等の果樹園地帯へ営農用水、また発電用水として使用されている。
また、本市営久渡の沢釣り場では、渓谷水でヤマメやマスを養殖し、行楽シーズンには大勢の観光客が、釣りやバーベキューなど楽しめる。
|
|
1日の湧水量:4,700トン
弘法大師は三富村、三之橋の近くの観音淵の民家に泊まりその翌朝、この農家で粟粥をご馳走になった。出掛けに手や顔を洗い淵へ降りて行ったが、口元についた粟粥を洗い落とすと、この粟粒が山女魚についてしまった。以来、笛吹川でもこの辺りの山女魚には粟粒がついているようになったとのこと。
本渓谷の豊かな自然を後世に残していくため、定期的に歩道整備や清掃活動を行なっている。
また、遊歩道のパトロールやごみの持ち帰りなどの啓発活動を定期的に実施している。
|