


荒川源流に広がり、日本有数の渓谷美を誇る「御岳昇仙峡」。急流により浸食された奇岩と清澄・豊富な水の流れで形成され、渓谷沿いに整備された遊歩道は、変化に富んだ四季折々の渓谷美を楽しむことができる。

荒川の水は、昔から市民に親しまれ、上流では上水道水源として、また、下流域では多くの堰、水門によって農業用水などとして利用されている。
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歴史は江戸時代後期にまで遡り、長田円右衛門が天保5年(1834)御岳新道を開設したことで観光地として栄えた。
また荒川下流域の「三つ水門」は、昔から市民の水資源として利用されてきた伝統的な水門として残っている。

水質を保全していくために、周辺住民と行政が協働し、処理能力の高い浄化槽の設置を行い、環境保全に努めている。毎年、年に何回か、清掃活動や植栽を行い、環境美化活動を推進している。また一年を通じ、水源にふれあうイベントを行っている。
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