県の「私たちの名水」にも認定され、観光客や地域の人々に大変親しまれている。また、白神山地の世界自然遺産登録地域の隣接地である津軽国定公園内に位置しており、豊かな自然を楽しむこともできる。
観光客の休憩所「十二湖庵」では名水を使用した抹茶をたてている。また、どぶろくやビールの生産にも利用されている。
|
|
1日の湧水量:約520トン
明治の文人、大町桂月は大正11年に世界自然遺産白神山地の麓であるこの地を訪れ、「西海岸の風光は十二湖をもって第一とす」と激賞した。桂月の残した「山の中 三十三湖 紅葉かな」の一句は鶏頭場の池湖畔には句碑となり、今も人々に詠み継がれている。
町は水呑場区域の土地借り上げを行うとともに水源地の漁業権を取得し、禁漁池とすることで、保全をしている。
また、地元観光ガイドと津軽森林管理署及び県、町が連携して十二湖内の巡視パトロールを実施。
|