


霊山である遣水観音山の麓に位置し1日100トンの豊富な湧水量を誇っている。また、1km以上もある林道は常に整備され、訪れる者は、良質な水質だけではなく、地域住民の配慮に心惹かれ何度も足を運ぶという。

焼饅頭やパンにも本霊水の名前をつけて販売されており、独特の風味がある。
親水公園や駐車上など周辺の整備がなされてから、子供連れの多くの人達も訪れる憩いの場所となっている。さらに、観音山への登山口となっていることから、多くの登山客の給水所として賑わっている。
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1日の湧水量:100トン

霊水の源の遣水観音山は、奈良・平安時代からの白山信仰の霊場であり、修行のために灯された明かりは北前船の目印となり、海の民からの信仰も集めていた。また、遣水観音堂は、近代まで女人禁制が保持されてきた霊地であった。

水汲場(霊水堂)の毎日の清掃や御堂の生花の取り替えなどの清掃。
集落から霊水堂までの林道の草刈や旧盆前の遣水観音山の登山道の清掃活動。冬季間は、林道の除雪作業や霊水堂前に小川の水を利用した手作りの融雪装置を設置するなどの作業を実施。
また、定期的に水質検査も実施している。
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