


十和田市と地元団体が管理する名水公園内にあり、同じ敷地内にある神社は古くから地元の人々の信仰の場所となっている。また、1日170トンを誇る豊富な水量で、養魚場や周辺の農業用水として活用されている。

名水公園内には湧き出し口が4カ所有り、公園の東側奥にある小さな沼、大沼は沼の底から水が湧き出している。名水公園の西側には隣接して養魚場が有り、湧き水を利用して虹鱒や鯉を養殖している。そこでは、釣ることも可能で、市民が釣りを楽しんでいる風景も見られる。
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1日の湧水量:社脇の湧水 120トン/赤沼脇の湧水 50トン

昔、十和田湖で南祖坊に負けた八の太郎がこの地で矢を受け、その傷口を沼の水で手当てをしたところ、水は血の色に染まり真っ赤になったことから、赤沼の地名ができたたという。
また古くから近隣集落の霊場として守られ、あるものを投げ入れ、壊れずに沈むと願い事が叶えられるという言い伝えもある。

公園の清掃、除草、間伐、植樹や池の落葉、ごみの除去のほかに水質検査や湧水地調査。以前は小学生を対象にホタルを育てるための勉強会を開催し、名水地での放虫をおこなっていた。
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