「3年連続水質日本一」の記録をもち、地域の貴重な資源として、流域市村をはじめ多様な人々が保全活動に関わっている。古くから生活に密着しており、鮎釣りをはじめカジカ採りなど親子で水に親しめる憩いの場として活用されている。
水稲のかんがい用水や水道水源、また、水力発電所を2カ所するなど、地域住民の生活を支えている。
また、年2回180人が参加するアユ釣り大会、支川大石川で毎年千人の参加がある「カジカ採り祭り」、全国各地から1,200人余りが参加した「サケ釣獲調査」などのイベントを通じて、地域外との交流の場ともなっている。
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関川村に昔から言い伝えられている大里峠伝説という大蛇の話と昭和42年8月28日に発生した羽越大水害、この2つをテーマに昭和63年から「大したもん蛇まつり」を村全体あげて毎年行っている。竹とワラで作った長さ82.8m、重さ2トンの大蛇は村民の手作りで、世界一長い蛇としてギネスブックにも認定されている。
民間団体が主体となり、荒川流域3町村(関川村・荒川町・神林村)と共同で、「荒川1000人クリーン作戦」という名の清掃活動を年一回6箇所で実施している。
その他には、3町村の老人クラブ連合会主体で荒川の清掃活動を毎年行っており、また、荒川堤防には、障害者の方が花文字「きれいなあらかわ」を植樹し、河川愛護を呼びかけている。
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