


沢周辺に足を踏み入れると周囲の喧噪が消え、今まで聞いた事のない不思議な音が聞こえてくる。これは、妙音沢の流れによるもので、琵琶の奏でる調べに例えられる伝説がその名の由来になっている。

極めて水量が多く、農業用水としても利用されている。
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江戸時代、滝見の参道や茶店が存在していたと伝えられる他、信仰深い盲目の琵琶法師が弁財天から琵琶の秘曲を授かるという、「妙音沢」の名前の由来となった伝説もあり、この沢にまつわる話や掛け軸等が市内の法臺寺に残されており、歴史的にも価値のある場所である。

新座の自然とくらしを守る市民の会では毎月1回、自然について、話し合い、貴重な動植物の盗掘防止パトロールをはじめ、沢の水生生物調査、落ち葉掃きを実施。
また、市民・企業・行政とで緑地内の下草刈り活動と不法投棄物等を撤去するクリーンアップ作戦を実施している。
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