尾瀬国立公園と日光国立公園にまたがる湧水群。1日11,000トン以上の豊富な水量で、入山者や地域住民の簡易水道として利用されている。また、片品村全体が豊かな自然に包まれており、良好な景観を保持している。
「岩清水」は、登山者の水場として利用されている。
「観音様の水」は、お茶やコーヒー、料理に利用されている。
水道水としては市民の生活用水や、観光施設でも利用され、またミネラルウォーター、どぶろくや豆腐等の製造が行われている。
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1日の湧水量:1・1万トン
水源の裏に沼田横道三十三番観音霊場があったため「観音様の水」と名付けられた。
「観音様の水」は、地域の村民が、毎月1回清掃活動を行い、湧水群周辺は森林組合やボランティアによる計画的な森林の整備や上下流交流の植林体験会を毎年行っている。又、「自然保護の原点」と言われる尾瀬を中心に清掃活動等、地域住民、村内小中学校、企業、ボランティア団体等と連携を図り多くの自然保護活動が行われている。
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