保全活動が積極的に行われ、関東一きれいな川に認定されている。川魚の宝庫であり、源流を包む山並みは色濃く、花々が色を添えている。川にまつわる伝統行事も盛んに行われ、地域に溶けこんだ水環境と古き歴史のある所である。
村内の各集落では、沢より簡易水道をひき、生活用水として利用している。以前は神流川で洗濯や野菜を洗うなど行い、生活に密着した社交の場でもあった。
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地元の祭典として、神社より祭神をお神輿に遷し、行列を仕立てて川瀬に設けた御台所に祀り、無病息災、五穀豊穣を祈る「お神輿お川瀬下げ神事」(県指定重要無形民俗文化財)も代々引き継がれており、遥か昔より神流川は神聖なものと見られていた事がわかる。
上流部に位置する上野村漁業協同組合では森林整備に力を入れ、河川に陽があたるように工夫している。下流部の南甘漁業協同組合では、8年前から川に石灰石を入れて、酸性の水を弱アルカリ性の綺麗な水にしてきた。また自治体は、合併浄化槽の設置を進めており雑排水対策を進めている。
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