住宅街の中の静かな場所にある。
10時の解錠と同時に何人もの方が採水に訪れている。主に飲み水として煮沸して利用されている。
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認定当時に比べ水量は減っているが、少しずつ湧き出る水を汲みに何人もの方が遠方より訪れている。
飲み水として使用する場合は煮沸が必要。
不老水は「御飯の水」「老の水」とも言われ、武内宿祢公が仲哀天皇、神功皇后のお供をして香椎の地に住居を構えられた時、朝夕汲み取って天皇皇后に献上する御飯を調え、又、自らもこれを用いて能く三百歳の長寿を保ったという由緒ある霊泉。その後、しばらく放置されていたが、天平宝字四年この井戸を修理し、再び霊泉として使われるようになった。「不老水」という名が付いたのもこの頃。
この水は、甚だ清冷甘美であり、古来より病疫を祓い、寿命を延ばす霊力があると伝えられ、天平神護元年以来、綾杉の葉を添えて朝廷に奉献せられてきたという由緒ある名水
地域住民や近くの崇敬者により年に何回か清掃を行っている。
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