


3月末〜4月上旬の桜の開花時期が見頃。

万葉にも詠われた名草山の中腹に抱れ、景勝地、和歌の浦を望む温暖な海辺の山麓に位置している。

生花、茶道、書道に使用するため、水を求めて遠道より多数来山がある。

3月20日〜4月20日桜祭りが行われ、約900本の桜を見に毎年多くの観光客が訪れている。
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時期により増減はあるが、一年を通じて途切れることなく湧き出ている。

三井水とは「清浄水」「楊柳水」「吉祥水」の三つの井戸を指し、井戸の銘は初代紀州藩主徳川頼宣の命により儒学者李梅渓がつけたといわれている。また、西国二番札所や桜の名所として知られる紀三井寺の名も三つの井戸に因むと伝えられている。

名水保全団体として紀三井寺三井水保存会があり、特に吉祥水については、地区でつくる吉祥水保存会があり、周囲の清掃等維持管理を行い、水質を保全している他、毎年、水源山林防火祈願と合わせ、湧水感謝の例祭を実施している。
清浄水は、年に1〜2回周辺の大掃除を実施し、楊柳水は紀三井寺が管理している。
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