通年
水無瀬神宮内にあり、自然豊かである。
水汲み場が設けられており、連日多くの水汲みの参拝者で賑わっている。(午前6時〜午後5時)
成人の日に、水無瀬神宮にて大茶盛(大きな茶道具をつかったお茶会)が行われ、毎年多くの人で賑わっている。
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良好・豊富。
水無瀬神宮は、後鳥羽・土御門・順徳の三上皇を祭る神社である。後鳥羽上皇に仕えていた水無瀬信成・親成親子が、後鳥羽上皇御造営の水無瀬離宮跡地に御影堂を建立し菩堤を弔ったのがはじまりとされている。これにちなんで「離宮の水」と名付けられた。 「離宮の水」は、御影堂建立時に、神饌として用いられた神聖な水であったが、茶道の歴史が始まるとともに、茶の湯としても利用されるようになった。境内には、江戸時代初期の様式で造られ、国の重要文化財の指定を受けた「灯心亭」がある。
「離宮の水」を後世に継承するとともに、恵まれた水を多くの人々が享受し、誰からも愛される名水として保存することを目的とし、地域住民・企業・行政が一体となり、平成4年に「離宮の水保存会」が発足した。保存会では、定期的に水質の検査、水量のチェック及び離宮の水周辺の清掃活動を行い維持管理に努めている。
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