現在おすすめです 「寒の水はくさらない」という謂れから、寒い時期の水がお勧め。また、境内については新緑の季節が見ごろ。
御香水で知られる御香宮神社は、伏見区の東に横たわる桃山丘陵地帯から、西南にかけて流れる豊富な地下水に恵まれた地にある。神社の南にはかつて伏見桃山城の城下町として整備された大手筋が通り、その西側には店舗が建ち並ぶ伏見区の代表的な「大手筋商店街」がある。一方で、神社のすぐ東には国道24号線が走り、周辺は人々の行き来が盛んで賑わっている。そのような環境の中で、境内には森が残されている。
毎日数百人が、飲用、茶道、及び書道等のために水を汲みに訪れている。
月釜会(月一回開催)・・・御香水保存会により開催されているお茶会。
献茶会(年一回4月ごろ開催)・・・御香水に感謝し、顕彰するために行われる三千家家元による献茶会。
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水量及び推移は把握していないが、毎日安定して供給されている。
昔、諸国を回ってきた猿曳が息も絶え絶えにここへたどり着いたとき、肩に乗っていた猿がこの水を飲ませると忽ち元気になったといわれている。現在でも霊水として、病気平慰、茶道、書道用に持ち帰る人が多い。また「御香宮」の名の起源となった水で、「伏見七名水」のひとつとして有名であった。
昭和60年に設立された「御香水保存会」により、月釜会や献茶会等が開催され、名水の保全及び普及のための活動がなされている。
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