7月〜8月(夏) 四季を通じて、地元市民や観光客が訪れている。
一帯が石灰岩の岩山で、伊勢神宮林等の樹木で覆われた空間となっている。周囲は透き通るように清らかな空気に満ちており、水穴からあふれる冷たい水と神々しい木立の清浄感のリラクゼーションが味わえる。
流れ出た水は、満々と水をたたえる神路ダムへと注がれ、雄大な神宮林が生み出す清らかな水を集め、志摩半島の水瓶として利用されている。また、近くには‘おうむ岩’や皇大神宮(内宮)の別宮の伊雑宮がある。
観光案内等では煮沸して飲むことを勧めている。※ご飯を炊いたりお茶を点てたりする個人はいるが、商用としては認めていない。
「桜咲く、天の岩戸で茶屋開き」(3月下旬から4月上旬の休日)→水穴の手前にある「オオシマザクラ」の花見会が志摩観光協会により行われている。
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水質・水量は選定当時とほぼ変わらないが、年2回(夏冬時)水質調査を行っており検査日時によって大腸菌が検出されるときもある。水量も変わらず日量31,000トンである。PHは7.8、味や臭気も異常なしで良好な状態を保っている。
天照大神が隠れ住まわれたと伝えられる伝説の場所。水穴の近くには雨乞いにご利益があると言われている水神が祀ってある。現在の参道は大正時代に真珠王の御木本幸吉が、一人でも多くの方に訪れて頂けるように改修したと言われている。
毎月22日に恵利原老人クラブが例祭を開催し、清掃・整備等の保全活動を積極的に行っている。
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