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総持寺の開祖、瑩山禅師が竜神のお告げにより霊水が出ることを教えられ、お茶の水として愛用されて以来、総持寺では仏前の献茶・献湯の水として供されているほか、付近の住民も仏前のお水やお茶用の水として愛用している。
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湧水量としては小規模(一日あたり約90t)であるが、四季を通じ干天時でも絶えることがない。
総持寺の隣に鬼屋という村があり与助という信心深い百姓と親孝行の与一という息子がいた。与助の家は貧乏で働いても働いても暮らしが楽にならなかった。ある日、与助は山仕事帰りにこの水を飲み、何杯も飲んでいるうちにほろ酔い機嫌になった。お金も無いのに酔って帰る父を不思議に思った息子が仕事帰りの父親の後をつけて自分もその水を飲んでみたが、それはただの水だった。息子は思わず「親は酒々子は清水(しゅうど)」とつぶやいたという。この話を聞いた禅師様が「古和秀水」というめでたい字にされたそうな。
不定期ではあるが、地元住民や地元高校生による名水周辺の清掃活動。
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