四季折々の自然など
内別川流域の周辺には、国指定の「ウサクマイ遺跡群」やアイヌ伝説があり、自然をそのままの状態で保全しているため湧水地内への立ち入りはできない。
名水百選の認定を記念し、平成元年、内別川下流の千歳川沿いに「名水ふれあい公園」を造成。水のみ場も設けており、清らかな川沿いを散策することができる。平成5年2月には「北海道まちづくり百選」に認定され、毎年4月26日から11月15日までの開園期間中は家族連れで賑わいを見せている。
千歳市の上水道水源として利用している。
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内別川は、石狩川水系千歳川の支流で長さが2.5qほどの湧水が集まった小河川である。水量は、源頭部では約13,000m3/日であるが、そこから千歳川の合流点まで60数箇所の湧水が集まり約60,000m3/日に達しており、水質も含め選定当時と変わらず良好な状態を保っている。
ナイベツ川は「苗別(なえべつ)川」「内別川」と呼ばれ、原名はアイヌ語で「ナイプツ」(沢・の口の意)といわれているが、川自体に特別な名称はない。なお名水百選は湧水名としてカタカナで表記されているが、一般的に河川名は「内別川」と表す。
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