


水は年間を通じ湧き出、公園内では春から秋にかけ、季節の変化に富んだ様々な花草木を見ることができる。

力水は、市街地中心部に位置し、史跡「湯沢城址」のある中央公園の麓から湧き出ている。山中には、ナラ等の巨木が生い茂り、国蝶「オオムラサキ」が飛翔し、シダ類等の植物が群生しているとともに、貴重な小動物も生息している。

毎年8月には「七夕絵どうろうまつり」、「大名行列」、2月には「犬っこまつり」が行われ、この時期、力水周辺はたくさんの観光客で賑わっている。また、中央公園広場では、定期的に朝市が開催され、山菜や農産物を求める人たちが訪れている。
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力水は一年を通し、湧出量毎分約11リットル、水温13度前後と安定している。また、水質も良好な状態を保っている。

湯沢城址古館山の山裾から湧き出ている清水を、昔、「からだに力がつく水だ」と殿様が愛用されたことから、その後、誰いうことなく「力水」と名付けられた。以来、市民はもちろん、多くの人々から愛され、地域に根ざした名水となっている。

中央公園愛護会、地域住民、行政が協力し、清掃等の美化保全活動を行っている。
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