環境省選定 名水百選
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湧水 沖縄県南城市玉城字垣花
垣花樋川(かきのはなひーじゃー)
名水画像
右側から出る水を男(イキガ)川、左側から出る水を女(イナグ)川という。その下流の浅い水たまりが、馬浴(ウマアミシー)川で、馬に水を飲ませたり、体を洗ったりしていた。昔は水田を潤し、今は飲料水や生活用水に利用されている。
位置情報

おすすめの時期
現在おすすめです
通年

周辺の自然環境
樹齢100年以上のアカ木や熱帯樹木が生い茂っている。
利用状況
送水管で集落に汲み上げられ、生活用水や飲用水として、また初ウビー等の拝所となっている。
水質・水量
水量についてはデータ無し。水質検査については飲料水としての検査を年に二回実施している。

<水質試験検査結果 平成16年8月23日現在>
項目 報告値
一般細菌 44(個/ml)
大腸菌 1.0未満(mPN/ml)
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 1.61(mg/l)
鉄及びその化合物 0.03未満(mg/l)
塩化物イオン 37.2(mg/l)
カルシウム、マグネシウム等(硬度) 281(mg/l)
有機物(全有機炭素(TOC)の量) 0.2(mg/l)
pH値 7.7
味 異常なし
臭気 異常なし
色度 2(度)
濁度 0.1未満(度)

由来・歴史
右側から出る水を男(イキガ)川、左側から出る水を女(イナグ)川という。その下流の浅い水たまりが、馬浴(ウマアミシー)川で、ここで馬に水を飲ませたり、馬の体を洗ったりしていた。樋川から流れた水は下の田を潤し、かつては稲作が盛んであった。樋川から垣花の集落へは傾斜のある石畳道があり、かつては村の人々がこの川で水浴びをし、洗濯や野菜洗いをし、水を汲んでこの坂道を行き来した。石畳の途中には女達が一息入れた中休み(ナカユクイ)石、上ユクイ石が残っている。
水質保全活動
地元住民による定期的な清掃活動を実施。
その他の写真
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 女(イナグ)川
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 馬浴(ウマアミシー)川
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 集落への石畳道
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 男川から太平洋を望む


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アクセス
【 鉄道・バスでお越しの場合 】
■ 那覇市⇒沖縄バス39番百名行(40分)「垣花」下車⇒徒歩5分


お問い合わせ
南城市市民福祉部生活環境課
〒 901-1206
沖縄県沖縄県南城市大里字仲間807番地
TEL : 098-946-8981
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/
アクセスマップ
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